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#あるサイト構築の実験のためなんですが・・・

こんな調子では、内容の充実はいつまでもできそうにありません。
ホームXiggマスコミ時評(愛媛新聞) › 大人になるということ 〜分別持ち行動に責任〜

大人になるということ 〜分別持ち行動に責任〜

投稿者: nagao | 投稿日時: 2008-10-28 12:05 | 公開日時: 2008-10-28 12:05 | 閲覧: 4151回
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 成人の日の八日を中心に全国各地で成人式があり、二十歳を迎えた新成人の門出が祝福された。高等専門学校は五年制のため、研究室の学生もそれぞれの出身地で成人式に出席したとのこと。ほとんどの学生がこの春就職することから、それぞれに成人への思いを強くしたようである。
 一方で、年頭の恥ずかしい風物詩と化している「荒れる成人式」は、例年に比べるとおとなしかったようだ。それでも各地でトラブルが発生し、けが人や死者まで出るありさまだった。
 成人式はもともと、十二、三歳で奉公として働きに出て、数年たって一人前になったことを祝う元服というしきたりを受け継いでいる。
 高専では十五歳から二十歳の若者を教育しているが、十八歳程度ではまだまだ社会に対する意識が希薄であり、企業研修や就職活動を通じてようやく自覚する程度だ。仕事を体験し、納税義務を果たすことで大人になれるわけではないが、社会に出ることが大人としての意識づくりのきっかけになることは間違いない。大学進学率が50%を超える現状では、二十歳の半数は、まだ大人の入り口にも立っていないと言うこともできる。
 ところが、「成人」の年齢を十八歳に引き下げる民法改正案が検討されることになった。
 そもそも国民投票法案の投票年齢に合わせるためらしい。しかし選挙権、結婚、財産の取得・処分、養親、飲酒・喫煙など、成人となることで認められる権利は数多い。十八歳が十分、大人としての分別を持っているというのならともかく、成人式の荒れようを見る限り、不安をぬぐい去ることはできない。十代から二十代の若者が関係する事件はとどまる気配もなく、凶悪化する一方に思える。
 「二十歳をもって成年とする」という現在の民法は、百年以上昔の一八九六(明治二十九)年に制定された。そのころとは社会構造が大きく様変わりしているため、改正を検討する趣旨は分からなくもない。だが自立への猶予期間が延びた分、「成人」になる年齢は、むしろ上がっているのではなかろうか。
 もちろん、問題のある若者ばかりではない。財政破たんした北海道夕張市では先ごろ、地元の若者らが成人式を「手作り」した。自らの手で何かを成し遂げ、自分の行動に責任を持つことが大人としての資質である。彼らは非常に良い経験をしたと思う。
 価値観の多様化した先の見えない社会で生きていくことは大変である。だが、若者は逆風の中でたくましく育つ可能性を持ち合わせている。大人としてのスタートラインに立った若者にエールを送りたい。

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