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ご誕生 〜典範論議棚上げ失望〜

投稿者: nagao | 投稿日時: 2008-10-28 11:54 | 公開日時: 2008-10-28 11:54 | 閲覧: 4379回
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 六日、秋篠宮家に三人目のお子さまが誕生された。翌日の新聞は各紙とも一面で大きく報道し、祝賀ムードを盛り上げていた。上のお二人と自分の子供が同い年であることもあり、親近感を感じさせていただいている。これも宮家のお人柄かと思う次第である。心からお喜び申し上げます。
 一方で、ご誕生をめぐる政治家や学者の発言、マスコミ報道の中には「男の子で良かった」と言わんばかりの論調があふれていた。特に皇室典範の改正論議が、棚上げ同然に扱われていることには失望を感じざるを得なかった。どの新聞も天皇制の存続という切り口の論調が目立ち、祝賀ムードに隠れた男尊女卑の思想について触れたものは多くなかった。
 結婚すると必ず言われる「ぜひ元気な男の子(跡取り)を」という周囲の期待が、どれだけ多くの女性にとって無用な精神的負担となっていることか。そもそも生命の誕生は、人が自在に操作できるものではない。男の子を望む風潮を背景に、医学の手を借りた産み分けが着々と行われているのではないかという危惧(きぐ)もあると聞く。
 人間は不要な争いを避ける知恵として、さまざまなしきたりをつくってきた。跡取りについての慣習も、このような流れから生まれたものなのだろう。だが労働力、戦力として男子が大事にされた時代ならともかく、現代社会でも通用するものなのか、考える必要がある。
 このような悩ましさを吹き飛ばしてくれるエピソードが、六日のご出産後の主治医らによる会見で紹介されていた。秋篠宮ご夫妻は今回のご誕生を前に「性別に関してお知りになりたくない、障害その他に関してもお知りになりたくない、という話で」「どんな状態の子供でも、自分たちの子供だから受け入れたいというお気持ちが強かった」という。親としての素直なお気持ちだと思う。
 ところが、新聞各紙の扱い方は随分と違っており、驚いた。「自然な形で受け止めたいから(性別は)知りたくない」(愛媛、中国)「どんな状態でも、自然な形で受け入れたい」(朝日)。残念なことに、ご発言本来の趣旨を伝えていない新聞もあった。
 性別はもちろん、どんな子供であれ、等しく大切な存在である、という明快な解答を既に私たちは投げ掛けられている。古いしきたりにとらわれ、知らず知らずのうちに傷つけ合う「親」と「子」に広く伝え、深く考えてもらいたい言葉だ。

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